健康講座「食の健康学~漢方の知恵を暮らしに生かす開催

2018年05月22日

つるがや元気会講座「食の健康学~漢方の知恵を暮らしに生かす~」が5月18日(金)鶴ケ谷市民センターで開催され72名の方にご参加いただきました。
講師は、今年も東京から来仙いただきました特別非営利法人HAB研究機構の医学博士鈴木聡先生と千葉大学環境フィールド科学センター名誉教授 池上文雄先生の両名で、はじめに鈴木先生より「認知症の四方山話」のテーマで講演いただきました。
認知症と物忘れは違うこと、また高血圧と高脂血症の改善、適正体重の維持、社会交流(知的な活動)、運動を充分して、規則正しい食生活を送ることが認知症予防に繋がるとのお話を頂きました。続いて池上先生の講演では、時節柄さくらんぼの話からで、私たちはさくらんぼは実を食べますが軸や種も煮出せば利尿剤になる。また梅干しの種は集めて温めて痛いところに当てると軽減する。果物の種は薬になるなど興味深いおはなしをいただきました。「五穀,五果、五蓄、五采、これを用いて餓えに充つときはこれを食といい、以つてその病を療する時は薬という」薬食同源(最近日本では医食同源とも言われている)の思想は中国伝統医学の根幹で、いかに食事が大切かということです。。春夏秋冬に合わせた食事を行い、デザート(果物)も必要、食前のアルコールも良いが喫煙はだめですとの事でした。
生活習慣病の病状に適した薬品的食材・食物の性質-四季・五味からみた食べ物の性質・漢方は体質と環境を考慮する・等々の興味深いお話を頂きました。鈴木先生、池上先生ありがとうございました。
健康講座「食の健康学~漢方の知恵を暮らしに生かす開催
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Posted by つるがや元気会 at 14:31│Comments(0)
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