つるがや元気会健康講座「あなたのいびき大丈夫ですか?」開催案内

2019年11月23日

12月健康講座を下記にて実施致します。奮ってご参加お願いします。

  


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つるがや元気会健康講座「中高年に増えてくる目の病気開催しました

2019年11月23日

つるがや元気会健康講座「中高年に増えてくる目の病気」~治療や予防法も含めて~が11月20日(水)鶴ケ谷市民センターで開催され72名の方が参加されました。講師は東北文化学園大学視覚機能学専教授攻浅野浩一先生でした。
見る、聞く、嗅ぐ、触る、味合うの五感から世界を知りますが、目からの情報が約80%を占めています。百聞は一見に如かずとの諺通りです。日本人の中途失明の原因は1989年では1位糖尿病網膜症、2位白内障、3位緑内障でしたが、2006年には1位緑内障、2位網膜色素変性症(遺伝的なもので40~50歳までに発症し現在の医学では止められない)、3位糖尿病網膜症、4位加齢黄斑変性症となっています。40歳以上では20人に一人が緑内障で、眼圧が高くなり目全体に圧力がかかり眼球が圧迫され視野が狭くなります。自覚症状がなく、早期発見が難しい。
先天性の緑内障は治療が可能ですが後天性の原因はわからないので半年~1年に1度の検診が必要です。点眼薬により進行をとめることができます。糖尿病網膜症は日本に於いて166万人が罹患しています。女性の方が進行が早く、食事と運動により血糖(ヘモグロビンA1C検査等で)をコントロールし予防します。レーザーによる治療や硝子体手術があります。
白内障は目の中のレンズが濁る病気で、年を取ると罹りやすくなります。皮膚の皺と同じです。原因として栄養障害、ビタミン不足、紫外線、酵素の変化毒性物質の蓄積などがあります。初期の段階では眩しさを感じます。漁師、外で活動する人は紫外線を浴びることで目の表面を痛めます。屋外で活動する時はUVカットのサングラスを着用し予防します加齢白内障の手術は不自由を感じる時にするようにしては!との事。
最後に加齢黄斑変性について説明いただきました。欧米では1位で、日本に於いてライフスタイルが欧米化し罹患患者が多くなりました。網膜の中心にある黄斑が老化し異常な血管を生じる病気です。原因としてはストレス,加齢、高脂肪・高カロリーの食事です。予防は喫煙しない。野菜や果物等の抗酸化ビタミンを含んだ食事。紫外線をさける。サプリメントの内服が挙げられます。現在70万人が罹患しています。ものが歪んだり暗く見えたりしたら眼科医の診察を受けることです。先生が持参したアムスラーチャートで皆さん各自チェックしてみました。
豊かな人生を過ごす為にも目の健康には気を付けたいものです。
浅野先生ありがとうございました。



  


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