つるがや元気会総会及び特別講座開催

2018年05月25日

第10回つるがや元気会総会が、5月23日鶴ケ谷市民センターで開催され、65名の方が、(委任状数202名)参加されました。恙なく第1号議案から第5号議案までご承認を頂きました。総会終了後、特別講演が引き続き行われ会員以外の一般の方も参加頂きました。参加者合計78名。今回のテーマは議事のなかにもあったNEXT50鶴ケ谷団地・地域再生案「住民の意思で、次の50年を創りましょう!」で、講師は当会アドバイザーで都市構造研究センター代表の南部繁樹先生にお願いしました。
 ・仙台市は、昭和39年(1964年)に東北新時代を拓く「新産業都市指定」を国から受け、その勤労者及び増加する都市人口対策の一環として先駆的な住宅団地「鶴ヶ谷」の開発を開始、昭和43年(1968年)8月に一般宅地分譲が開始されました・・今年(2018年)で、50年目を迎えます。しかし、完成当時、豊かで希望に満ち溢れ、多くの市民から羨望の眼差しを集めた新しい団地環境は、50年の間で大きく変化してしまいました。
今日、鶴ヶ谷団地の抱える課題は「人口減少・高齢化」を背景に“多様化・複雑化”し、多くの住民の方々は早期の解決を切に願っています。
 ・各課題は、役所・関係機関や企業などの働きに期待しているのみで、解決できるのでしょうか?地域課題の背景を知る私たち住民自らが、抱える問題を明らかにしなければ、自らが求める地域の姿を手にできないと強く思います
 ・そこで、私たち「つるがや元気会」は地域の「当事者」として、鶴ヶ谷を「固有の魅力を持ち、安心して生活し続けられる地域にするため、次代に継承する次の50年ビジョン・『 鶴ヶ谷NEXT50 』」の策定すること第9回総会で決定し、1年間の検討協議を経てここにその内容を地域再生案としてまとめました ― 今後、私たちは、再生事業を実施する新たな組織づくりを行い、地域関係者の皆さんとともに勇気を持って力強い実践の歩みを進め、目指す姿を実現したいと思います。50年後も安心して住み続ける「つながり」を持つ「鶴ケ谷」を目標に掲げ、つながりを軸に5つの戦略方針を設定。地域再生プランとして多様な取り組みを打ち出しました。南部先生より「団地があらゆる面で魅力的になり、新しい人を引きつける環境をつくらなければならない。皆さんがスクラムを組み、自分がやれることに関わってほしい」とのお話を頂きました。つるがや元気会、本年度も再び明るく元気な鶴ケ谷まちづくり目指して活動致します。今後ともよろしくお願いいたします。

菅原会長

南部先生



  


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つるがや元気会6月市民講座開催

2018年05月22日


  


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健康講座「食の健康学~漢方の知恵を暮らしに生かす開催

2018年05月22日

つるがや元気会講座「食の健康学~漢方の知恵を暮らしに生かす~」が5月18日(金)鶴ケ谷市民センターで開催され72名の方にご参加いただきました。
講師は、今年も東京から来仙いただきました特別非営利法人HAB研究機構の医学博士鈴木聡先生と千葉大学環境フィールド科学センター名誉教授 池上文雄先生の両名で、はじめに鈴木先生より「認知症の四方山話」のテーマで講演いただきました。
認知症と物忘れは違うこと、また高血圧と高脂血症の改善、適正体重の維持、社会交流(知的な活動)、運動を充分して、規則正しい食生活を送ることが認知症予防に繋がるとのお話を頂きました。続いて池上先生の講演では、時節柄さくらんぼの話からで、私たちはさくらんぼは実を食べますが軸や種も煮出せば利尿剤になる。また梅干しの種は集めて温めて痛いところに当てると軽減する。果物の種は薬になるなど興味深いおはなしをいただきました。「五穀,五果、五蓄、五采、これを用いて餓えに充つときはこれを食といい、以つてその病を療する時は薬という」薬食同源(最近日本では医食同源とも言われている)の思想は中国伝統医学の根幹で、いかに食事が大切かということです。。春夏秋冬に合わせた食事を行い、デザート(果物)も必要、食前のアルコールも良いが喫煙はだめですとの事でした。
生活習慣病の病状に適した薬品的食材・食物の性質-四季・五味からみた食べ物の性質・漢方は体質と環境を考慮する・等々の興味深いお話を頂きました。鈴木先生、池上先生ありがとうございました。




  


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