中国新聞に「つるがや元気会」の記事掲載される

2013年03月18日

広島市の中国新聞につるがや元気会の
活動について記事が掲載されました。
広島市も仙台同様、新興団地の
高齢が問題視され、中国新聞はこの件について
連載特集を組んでいます。

「誘い支える 住民運営、孤独防ぐ」特集
3月16日朝刊に掲載されました。

以下
同記事内容です。

誘い支える 住民運営、孤独防ぐ


 被災者 サロンで活気
 ♪いのち短し恋せよ少女(おとめ)―。
 コーヒーの香る集会室に、お年寄り27人の歌声が響く。
「この歌をお手本に元気に人生を送りたい」。
歌唱後に出た一言に、周囲の参加者がうなずいた。
仙台市の鶴ケ谷団地のサロン「ほっとカフェ」は毎週土曜日、
スーパーの2階で開かれる。
住民有志でつくる「つるがや元気会」が約1年前から
運営してきた。 菅原敏之会長(67)は笑顔の輪を見渡しながら、
開店のいきさつを話し始めた。「私らはあの震災で、
絆の大切さを思い知らされた」2割が全半壊
 かつて「東北一の新興住宅団地」としてあこがれを集めた団地も、
東日本大震災に打ちのめされた。
高台にあるおかげで津波こそなかったが、家屋の約2割が全半壊。
「団地の中心」だった市民センターも崩れ落ちた。
 1カ月後、さらに厳しい試練が襲ってきた。疲れやショックで家に
引きこもる住民が目立ち始めた。
菅原さんは「孤独死が少なくとも10件あった」と苦しげに振り返る。
 震災から半年後、元気会が東北大と実施した
住民アンケートには、高齢化した住民のあえぎが
あふれていた。「人に会って交流したい」「ふらっと寄れる場が
ほしい」。
元気会は震災前から取り組む秋祭りや健康講座に、
カフェを加えた。
 元気会は総勢180人の大所帯。メンバーに連合町内会や
老人クラブの新旧役員も名を連ねる。
町内会と老人クラブのバックアップで、カフェは利用者数を
増やし続けてきた。
 町内会は毎回、カフェ開催のチラシを全戸に回覧する。
老人クラブは会合のたびに、
隣近所で誘い合って参加するよう呼び掛ける。
 菅原会長は、地元紙を含む新聞4紙にも小まめに連絡し、
イベント情報欄に告知を出す。
待つ姿勢から一歩踏み込み、地域を挙げて何度も働き掛ける。
 遠藤芳子さん(76)は、震災のショックで軽い認知症になった
夫啓輔さん(79)と、ほぼ毎週訪れる。
「年寄り2人で家にいても、めいるばかりだから」。1杯100円の
コーヒーを飲み、歌唱や折り紙を楽しむ。
互助関係願う
 自身も当時、給水待ちの間に貧血で倒れ、見知らぬ女性に
家まで送り届けて
もらった経験がある。
「互いに助け合える間柄を、このカフェから広げたい」と願う。
 団地は、住宅の修復工事がほぼ終わり、津波被害に遭った
地域からは361人が、移り住んできた。
住民を孤立させない取り組みの必要性は震災直後より
むしろ増している。
 元気会は今後、バス停に風や雪を避けるための
風防施設を設ける計画だ。
「明るく、元気な街を一刻も早く取り戻したい」と菅原会長。だれもが出掛けやすい
環境づくりに知恵を絞る。
クリック 鶴ケ谷団地
 1967年、仙台市が市内初の住宅団地として開発。70年代後半には
人口が2万2千人を超え、
東北地方で最も大きな人口規模を誇った。その後、市中心部への
交通の便が悪いことなどから、
若者世代が転出。人口はほぼ半減した。高齢化率は37・0%。
市全体の19・4%を大きく上回る。
【写真説明】カフェで会話を弾ませる鶴ケ谷団地の住民。触れ合いを求め、
参加者が増えつつある


  


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つるがや元気会 健康講座 開催しました

2013年03月13日

3月12日 鶴ケ谷市民センターで
つるがや元気会 健康講座「心筋梗塞の治療と予防」
~最新情報~を開催しました。
講師は仙台オープン病院
循環器内科部長の加藤 敦先生で、
つるがや元気会 健康講座で最高の
122名もの多くの方にご参加を頂き、
会場は満杯状態でした。
始めに同病院及川恵一健診課長より
「人間ドックのおすすめ」について話があり、
その後
加藤先生より講話を頂きました。
「心筋梗塞とは」から始まり
「心筋梗塞と狭心症の違い」
「心筋梗塞の原因・症状・治療等々」
「PTCAについて」「今後の展望」等一時間余りに
わたり、判り易いプロジェクターの画面を
みながら、勉強しました。
その後熱心な質問が続きました。
オープン病院さん、ありがとうございました。

  


Posted by つるがや元気会 at 09:53Comments(0)