つるがや元気会健康講座「喫煙と健康」開催しました

2018年03月24日

つるがや元気会健康講座「喫煙と健康」が3月20日(火)鶴ケ谷市民センターに於いて
開催され、48名の方が参加致しました。
講師は東北医科薬科大学病院院長近藤丘先生で、「肺癌は癌の死亡率第一位で
男女ともに増えています。たばこには三大有害物質が含まれ、ニコチン、タール、
一酸化炭素さらにプラスワンの微細粒子(Particle Matter)も含まれ、喫煙により
8秒で脳に達し快感を伴う精神効果がある。反面心拍数が増加し、血圧の上昇、
血管収縮作用により動脈硬化や狭心症発作をもたらします。またニコチン中毒は
麻薬や覚せい剤なみの依存性があり、タールに含まれるさまざまな化学物質は
70種類位以上に発がん物質を含みます。一酸化炭素は、ヘモグロビンが酸素を
運べなくし、酸素を吸っても血液に入らず組織が窒息状態になる。
微細粒子とは最近よく耳にするPM2.5のことで、禁煙ではない日本の飲食店では
200~800μq/㎥で大気中のPM2.5よりタバコの煙の方が有害成分が多い。
タバコの受動喫煙は、タバコを吸っている人よりも有害な煙を吸っています。
胎児、乳幼児、小児への影響も大きいので子供の前では絶対吸わないこと。
夫の喫煙と妻の肺癌死亡率では、一日20本夫がタバコを吸う場合、妻は約2倍の
肺癌死亡率になります。最近では衣服に染み付いたタバコの有害物質も注目されて
おります。現在肺癌検診は胸部X線検査ですが、骨や臓器により鮮明ではないので
低線量CT検査が良い」等々教えて頂きました。「軽いタバコ」「軽いタバコの落とし穴」
「電子タバコ等のタバコもどき」「断煙か減煙か」のお話も勉強になりました。
最後に「卒煙あいうえお」を教えていただきました。
かるくやめよう(卒煙すれば、肌もきれい、お金もたまり,美しい事ばかり)
っきにやめよう(中途半端に減らしてもニコチン濃度は変わらない)
ごいてやめよう(ストレッチなど体をを動かして乗り越えよう)
んをむすんでやめよう(一人でやめるのは大変。医師の指導のもと科学的に禁煙)
きあがりこぼしでやめよう(一度で禁煙できなくても、何度でもやってみよう)
近藤先生ありがとうございました。
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Posted by つるがや元気会 at 16:40│Comments(0)
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