つるがや元気会市民講座「戦国日本と大航海時代」 開催しました

2024年04月05日


'東北大学名誉教授・宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)館長の平川新先生をお迎えしての講座で表題のテーマでお話頂きました。当日雨からみぞれ、そして本格的な雪になりました。参加者が少ないのではと懸念しましたが82名の方が参加して頂き、岩手県一関や石巻、栗原等遠方よりも参加して下さいました。徳川家康は1602年フィリピン総督に日本でのキリスト教布教禁止を伝え、スペインとポルトガルの布教を通じた日本征服計画に対する警戒した。伊達政宗は家康に太平洋貿易を提案、1613年支倉常長をスペインとローマに派遣伊達領での布教くぉ許可した。政宗の求めに大路手宣教師を派遣し日本が不況を許すなら貿易を認めるとの回答を得て1620年8月にsん台に帰着。メキシコ貿易を実現できず政宗は直ちに禁教令を出し、常長の帰国後幕府は全国に禁教令を強化。①ヨーロッパ船の来航先は平戸と長崎に制限②外国人の日本近海での海賊行為を禁止。③スペイン・ポルトガル船の来航禁止④平戸のオランダ商館を長崎の出島に強制移転させた。ヨーロッパ人を日本主導の管理貿易に従属させたこと又世界中を植民地化してきたすぺいんとポルトガルを日本から追放したこと
等々教えていただき、日本はなぜ植民地にならなかったのかを学習できました。
平川新先生には、大変お忙しいところ、当会のような小さなボランティア団体の講演会にご出演頂きまして大変ありがとうございました。あいにくの3月下旬の大雪と霙で、何人からも雪で怖いので参加できないとの連絡もあり、参加者数相当低いだろうと心配しましたが、鶴ケ谷地区外の方が約半数も参加され、80名もの多くの熱心な歴史ファンが集まられ、ほっとしております。平川先生のわかりやすいご説明と見やすいレジュメで皆さん大変感動して帰られました。平川先生大変ありがとうございました。
つるがや元気会市民講座「戦国日本と大航海時代」 開催しました
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Posted by つるがや元気会 at 10:34│Comments(0)
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