つるがや元気会健康講座目指せ「生涯健康脳」~いつまでも脳の健康を保ちいきいきと暮らす~開催

2019年06月22日

つるがや元気会健康講座目指せ「生涯健康脳」~いつまでも脳の健康を保ちいきいきと暮らす~が6月19日(水)鶴ケ谷市民センターで開催され、皆様の関心も高く95名の方にご参加いただきました。
講師は、東北大学加齢医学研究所教授・医学博士瀧靖之先生にお願い致しました。瀧先生は20年前に行われた「鶴ケ谷健康プロジェクト」に携われたおひとりで、健康データベースづくりに奔走なさり、鶴ケ谷の平均寿命・健康寿命に特に関心のあられる先生です。「人口ピラミッドが2050年には逆転し、その時日本人の全体の10人にひとりが認知症になる。子供の脳は後部(視覚・聴覚)から前部(倫理的思考能力)へと進む。脳血流と年齢の発達は親子の愛着形式(0歳)⇒読み聞かせ(一才から)⇒知的好奇心(2才頃)⇒運動や音楽(3~5才頃)⇒英語(8~10才)⇒コミュニケーション(小学生・中学生の頃相手の表情や仕草をみて判断できるようになる)脳の発達の適時に音楽を始めたり、英会話などをはじめると良い」ということを教えて頂きました。「仮想の世界と現実の世界を結びつける事を繰り返す事。親が楽しんでいる姿を見せる(=マナーなどを親が率先して見せる事)、親が子どもを褒める事の重要性については褒めれば褒めるほど副腎脂質と灰白質の体積が蓄積される」との事でした。脳は健康であっても加齢とともに萎縮します。萎縮させる要因として①飲酒②喫煙③肥満④動脈硬化があります。そこで何をするのが脳によいのか?(認知症のリスク低下)と言うと、①1日30分の散歩で重要なのは運動の習慣化②知的好奇心が高いほど脳の加齢はおさえられる=趣味を持ち続けること。③社会的かかわり=コミュニケーションが多い。又、食事・睡眠・認知トレーニングも認知症のリスクを低下させる。」との事です。「高齢者の睡眠時間は7~8時間、適度な運動、陽の光を浴びる、昼寝はうたた寝、夕方以降の昼寝はしない、温めの温かな飲み物も効果的であり無理に寝ようとしないこと」が大事。最後に「幸せな人は長生きする」=Happy People Live Longer 自分で幸せを感じる事、心の持ち様が大事で、主観的幸福度はストレスホルモンレベルが低く、副交感神経が優位で自己肯定感が高い。主観的幸福度が高い程平均寿命が長く、その差は10年近くにもなるとのことでした。講演終了後、高齢者の車の運転含めた認知症の質問等が相次ぎ、皆さんの健康への関心度が高い事分かりました。
瀧先生お忙しいところ大変ありがとうございました。
つるがや元気会健康講座目指せ「生涯健康脳」~いつまでも脳の健康を保ちいきいきと暮らす~開催
つるがや元気会健康講座目指せ「生涯健康脳」~いつまでも脳の健康を保ちいきいきと暮らす~開催




Posted by つるがや元気会 at 18:04│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
つるがや元気会健康講座目指せ「生涯健康脳」~いつまでも脳の健康を保ちいきいきと暮らす~開催
    コメント(0)