健康講座「健康寿命を延ばすための薬食術」開催しました
2019年05月26日
つるがや元気会健康講座「健康寿命を延ばすための薬食術」~果実薬酒の楽しみ~」が5月24日(金)鶴ケ谷市民センターで開催され64名の方にご参加いただきました。講師は、今年も東京から来仙いただきました特別非営利法人HAB研究機構の医学博士 鈴木聡先生と千葉大学環境フィールド科学センター教授の池上文雄先生でした。はじめに鈴木先生より「腸内フローラについて」のテーマで講演いただきました。腸内細菌が作る腸内フローラが私たちの健康を大きく左右するとのことでした。新しい薬は長い年月をかけて、研究開発され成分の有効性・安全性の確認を経て国の承認を得ます。基礎研究に2~3年、非臨床(動物実験)に3~5年そして人体への臨床を含め10年かかります。この中にあって治療満足度の数値で2014年には高脂血症・高血圧では90%、大腸がん60%、白血病では90%の実績をあげています。しかし治療が進まない病気としてアルツハイマー型認知症・血管性認知症・多発性硬化症・膵臓がんがあげられます。自らが適度な運動とバランスのとれた食事を心がけ理想的な腸内フローラを増やし健康的な体を作ることが大切ですとのことでした。
続いて池上先生の講演では中国伝統医学の薬食同源とは「医」や「薬」が食と「同源」ということです「。医食同源」とは日本で作られた造語で、臨床医の新居裕久先生が1972年に用いて以来使われています。年齢の変化に伴い養生する。つまり年齢に合った食事をすることが健康につながるということです。五味(酸・苦・甘・辛・鹹・淡)からみた食べ物の性質や食品の例を挙げ、また食べ物の薬性四気(五性)寒・涼・熱・温・平についても食品の例を挙げて教えて下さいました。旬の食べ物をたべると体に良く、果実を長く食べるために果実酒を造り飲むのが有効とのことでたくさんの果実酒の効用とレシピをおしえていただきました。バラ科の果物(梅・杏・枇杷・桜桃・プラム・桃等)は利尿、便秘改善、鎮咳、滋養強壮の効果が共通するものという事でした。
鈴木先生、池上先生ありがとうございました。

続いて池上先生の講演では中国伝統医学の薬食同源とは「医」や「薬」が食と「同源」ということです「。医食同源」とは日本で作られた造語で、臨床医の新居裕久先生が1972年に用いて以来使われています。年齢の変化に伴い養生する。つまり年齢に合った食事をすることが健康につながるということです。五味(酸・苦・甘・辛・鹹・淡)からみた食べ物の性質や食品の例を挙げ、また食べ物の薬性四気(五性)寒・涼・熱・温・平についても食品の例を挙げて教えて下さいました。旬の食べ物をたべると体に良く、果実を長く食べるために果実酒を造り飲むのが有効とのことでたくさんの果実酒の効用とレシピをおしえていただきました。バラ科の果物(梅・杏・枇杷・桜桃・プラム・桃等)は利尿、便秘改善、鎮咳、滋養強壮の効果が共通するものという事でした。
鈴木先生、池上先生ありがとうございました。
Posted by つるがや元気会 at 17:12│Comments(0)