つるがや元気会健康講座「健康のための運動とその課題」開催しました
2019年02月24日
つるがや元気会健康講座「健康のための運動とその課題」が2月22日(金)鶴ケ谷市民センターで開催され88名の方に参加頂きました。講師は東北大学大学院医工学研究科副研究科長で教授の永富良一先生で、2002年鶴ケ谷地区での介護予防プロジェクトに携わられ、以降鶴ケ谷地区の健康づくりにご尽力頂いている先生です。今回、当時の治験者として参加された方も多く出席し、その後の経過に関心ある方が多いのがよく分かりました。運動といえば、首から下の運動と思いがちですが、すべて脳の指令により筋肉を動かすので、運動は究極の脳トレであることです。また、筋肉は出来るのにつかわないと機能が低下するのでやれるうちは出来ることをやったほうが良い。30分以上の運動を週2回継続して行う事も有効だ。筋肉の衰えはサルコペニア(筋肉減少症)、フレイル(虚弱)、ロコモティブシンドローム(運動機能低下)を招きます。介護施設において至れり尽くせりの環境にある個室在室者(特に個室にトイレが備わっている等)の運動量が少なく、睡眠・昼寝座っている時間が20時間に及ぶと運動能力に反映される。高齢者でなくても「座位時間が長い場合は、新血管疾患の危険因子となる。筋肉は糸の様に細い繊維の束で運動することにより壊され再生して強くなって行く。筋肉増強効果を得るためには①追い込む事(できるところまでやる)②ノルマを設ける(決められた時間・回数)…これは各人によって異なりますが。また運動がしたいという気持ちになる要因として仲間・おしゃべり・記録・道具・効果の実感があげる。」等々を教えて頂きました。
そして最後に効果的な運動として
「・基本的に体を動かすことならなんでも良い
・正しいやり方にこだわりすぎる必要はない。
・やってはいけないのは怪我をすること。」との事でした。非常に勉強になりました。永富先生お忙しいところありがとうございました。


そして最後に効果的な運動として
「・基本的に体を動かすことならなんでも良い
・正しいやり方にこだわりすぎる必要はない。
・やってはいけないのは怪我をすること。」との事でした。非常に勉強になりました。永富先生お忙しいところありがとうございました。


Posted by つるがや元気会 at 16:56│Comments(0)