つるがや元気会健康講座「日々の日常生活を生かした健康づくり」開催されました

2024年03月03日

「日々の日常生活を生かした健康づくり」と題して、東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科教授・作業療法士の高木大輔先生の講座が解され、40名の方が参加しました。何気なく行っている毎日の活動を作業療法では「作業」と呼び、食べたり入浴したり、仕事・家事・余暇・地域活動などが挙げられる。障害により作業が出来なくなった時、手足を使った訓練も大切ですが、日常生活の行動を利用した訓練も大切です。実生活に於いてしなければならない作業(=義務)としたい作業(=願望)があり個人差がある。
一日の中でしなければならない(義務)したい事(願望)しなければならないししたい事(義務と・願望)しなくてもよいし、したくもない(義務でもなく願望でもない)。日常生活の中で義務作業と願望作業の構成比率を作業バランスといいます。実際に作業バランス自己診断をしてみました日頃している一日の作業を下記だし義務か願望かを書き出します健康に暮らしている人の作業バランスは願望作業20%・義務作業20%・義務願望作業60%との事です。又、宮城県内で健康に暮らしている人(平均年齢72歳)の作業バランスは義務作業17.4%・願望作業17.4%、無意味作業5.2%、義務・願望作業60.1%でした。生活満足度の平均は80点でした。義務作業・願望作業多いと満足度は高く無意味作業が多いと満足度は低い健康ではないということでした。つるがや元気会健康講座15年実施してきたが、「作業バランス」という考え方より、健康や通常生活を復帰させるという考え方は初めてで勉強になりました。当会のロコモ体操教室やバランス体操教室にも応用出来るところあると感じました。



  


Posted by つるがや元気会 at 10:21Comments(0)