つるがや元気会が新聞に載りました!
宮城のニュース仙台・鶴ケ谷団地に活力注入 有志が「元気会」結成 (河北新報 転載)
仙台市宮城野区の鶴ケ谷住宅団地と周辺の住民は、人口減少と高齢化が進む同団地の活性化を目指し「つるがや元気会」を結成し26日、鶴ケ谷市民センターで活性化の手法を考える「まちづくりセミナー」を開く。元気会は「高齢者も住みやすい町にしよう」とコミュニティーバスなど新しい交通手段の導入やイベント開催などを考えており、計画立案のために多くの住民の参加を呼び掛けている。
元気会は、団地の現状に危機感を抱いた鶴ケ谷1丁目西町内会副会長の菅原敏之さん(64)らが呼び掛け、地域の商店主や住民ら約50人が参加して8月に結成。鶴ケ谷住宅団地だけでなく町内会活動などで交流のある鶴ケ谷北と東、燕沢、自由ケ丘、安養寺など周辺地区からも趣旨に賛同してメンバーが集まった。
会は活性化策として、高齢者が利用しやすいコミュニティーバスの運行や老若男女が気軽に集まれるサロンの設置、団地祭りの復活などを計画している。
元気会の会長になった菅原さんは「自分たちで考えることをきっかけに元気で明るいコミュニティーを取り戻したい」と意欲的だ。
26日のセミナーでは会のアドバイザーでもある都市構造研究センター(青葉区)の南部繁樹代表が講演。団地の空き住戸にNPO法人を誘致し、高齢者への配食サービスなどを行い団地再生に取り組む明石舞子団地(兵庫県明石市、神戸市)の実例を紹介しながら、まちづくりの手法や評価方法を解説する。
南部さんは「古い団地の再生は一筋縄ではいかない。地域一丸となって住みやすいまちづくりを目指す住民の意識が重要だ」と話している。
セミナーは午後1時半から。無料。住民以外も参加できる。
[鶴ケ谷住宅団地]仙台市の新興住宅団地の中で最も古く、1970年代初頭に完成した。市によると、70年代のピーク時に2万2000人いた人口は2008年11月時点で1万2300人まで減少。65歳以上の割合を示す高齢化率も約35%と、同市の団地で最も高い。
2009年09月24日木曜日
原文は河北新報のHPに載っています!
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090924t15035.htm
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